生活環境Lives

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研究室の環境


研究・教育指導方針についての詳細は指導方針をご覧ください。仮説を立てる論理構成力、仮説を自ら検証する実験・解析能力、得られた結果の信頼性・妥当性について他者と討論して答えを見出す対話能力、そして、自らの成果を社会に発信するためのプレゼンテーション能力を習得できるように指導します。研究室に籠もるのではなく、共同研究者、学会やその他のステークホルダーとの交流の機会を可能な限り得ることで、開かれた研究室環境を目指します。その結果として、学生さん自身が、自信を持ち、成長を実感できるような環境作りを目指します。

 

居室や実験室などの環境

代替文字学生部屋(実験実習2号棟123室)
新しくはないが、学生さんが整理整頓に頑張っている。
代替文字大型実験棟システム安全実験室 
試料作製、分析などを行う。
 
代替文字博士棟562室 
走査型プローブ顕微鏡などの分析装置がある。
代替文字実験実習2号棟横プレハブ 
耐久性評価を実施する。学生部屋から徒歩1分。
 
代替文字原子力システム安全棟605 セミナー室
セミナーや発表練習などを行う。最新式できれいです。
代替文字原子力システム安全棟604 談話室
みんなでティータイムなど休憩するときに使っている。
   
 

セミナーなどの開催

朝ゼミ(週4日 8:10-8:30 オンライン。1~2ヶ月に一回くらい当番)
以前は学生部屋に集まっていたが、1時間目のある学生さんも多いのでオンラインで短時間開催になった。英語で発表し、スタッフや学生さんからコメントをもらいます。

教科書・論文セミナー(週2回 1時間半程度。修士以上が参加。1~2ヶ月に一回くらい当番。対面+出張者向けのオンラインでのハイブリッド開催)
英語の文献や教科書の内容を説明して討論します。教科書は研究に関連するものを毎年選んでいます。関連する研究分野の最新の論文を読む良い機会になっています。

研究進捗報告会(2週間に一回程度。チームで各自報告資料作成)
研究チームごとに研究の進捗状況や課題について報告し、全員で討論して解決策などを議論します。他のチームからの意見等も出てくるので参考になります。

 

研究室の主な行事

4月 歓迎会 お花見
8月2日 、3日 長岡花火大会 (研究室は休みにして準備します)
 9月 技大祭
10月 新入生歓迎+実務訓練生歓送会
12月 バイオマテリアル学会学生研究交流会
忘年会
 1月 新年会
  3月 歓送会
材料学会生体医療材料部門学生研究交流会
これ以外にも学生さんたちが自主的にイベントを企画しています。

 

研究室外での活動


生体材料など異分野融合型の研究は、単独教員の専門分野ですべて教えるのは不可能です。そのため、ほとんどすべての学生さんが、他研究室や他大学の学生さん、研究者と交流する機会があります。そこで、長岡技術科学大学の学生さんとしての強み・弱みを自ら認識することができます。そして、他大学の研究仲間が増え、研究の楽しさが出てくると良いと思います。
 

協力研究室

例えば細胞培養や毒性評価については、物生系の大沼研に行って実験指導を受けています。水酸アパタイトなどの無機材料合成、評価については物生系の多賀谷研に指導受けています。その他、長岡高専の中村研でレーザーテクスチャリング処理をお願いしていますし、村上研で光触媒の特性評価を実施しています。このように、対象とする研究テーマ、内容において専門性を有する共同研究者に指導を受けながら、最先端の研究をオープンな環境で進めることができます。

 

学会の講習会や交流会

日本機械学会や日本材料学会の講習会に参加し、破壊力学やシミュレーションについての基礎訓練を十分に受ける機会があります(旅費などは研究経費から支出)。また、日本機械学会の計算力学技術者資格についても、受験を希望するものを積極的に支援します。
日本材料学会 生体医療材料部門では学生研究交流会があります。そこで他大学の学生さんと研究発表や交流を行う機会があります。コロナ禍でなかなか対面開催ができませんでしたが、そろそろみんなで集まって楽しく議論したいと思っています。
日本バイオマテリアル学会北陸信越ブロックで、バイオマテリアル分野の学生さんと研究交流をする機会もあります。高分子化学・無機化学、ナノサイエンスなど異なる分野の学生さんと交流し、お互いの研究や、その他のことも気楽に対話することができます。
これら以外にも、学会参加の機会を通じた交流の機会が多く用意されています。ぜひ積極的に活用してほしいと思います。

 

外部施設での実験解析

学生さんのテーマによっては、他大学の設備を借りた実験解析や、放射光施設を活用した評価なども行う機会があります。これは全員が参加するわけではありませんが、共同研究の進展に応じてチャンスが出てくることもあります。

 

留学

経済的な支援プログラムは大学に豊富に用意されていますし、研究室でもプロジェクト予算から可能な限り支援をしています。アメリカ、カナダ、ドイツ、オーストラリア、中国、インドでの学術交流協定大学への留学実績があります。英語や現地語の習得、異文化の中でもまれる体験はかけがえのないものになると思います。留学にあたり学生さんが心配するのは就職のことですが、留学先大学との学術交流協定により、本学における修士・博士課程の必修単位を振替え受講できる制度も整備されています。両大学の指導教員が共同研究で連携することで、学生さんが標準年限の間に半年間程度留学した上で、研究論文を書いて修了することも十分可能ですし、その実績もあります。

 

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